正社員で警備員になる方法
2024.08.08 Thu
警備業は知名度が抜群にも関わらず、実際にはどのような仕事なのか分かりにくいという意見があります。
警備とひと口に言っても、現金輸送をしていたり、ビルの管理室に座っていたり、工事現場で誘導をしていたりと色々な業務があるためです。
一般の方にとって最も身近な場所にいる警備員と言えば、やはり工事現場で誘導する人ではないでしょうか。
彼らは2号警備という業務を行っている立派な警備員です。
株式会社WAKABAではこの2号警備業務を主に行っております。
本稿では、警備の仕事で正社員として働くにはどうすればいいのか、また資格や条件などについても解説していきます。
2号警備とは
警備の仕事に関わったことがない人は、警備員と言われてもどんな仕事をしているのかあやふやだと思われます。
ビルの窓口にいたり、施設内を巡回していたり、現金輸送をしていたり、工事現場で車両を誘導していたり、駐車場整理をしていたりと、挙げていくとキリがありません。
これら全て警備業という業務であり、それぞれ業務別に種類が分けられています。
1号は施設警備、2号は雑踏警備や交通誘導警備、3号は現金輸送などの運搬警備、4号は身辺警護です。
中でも2号警備が、私たちの最も身近な場所にいる警備員です。
2号警備で行われる業務は、施設や駐車場、お祭りや花火大会など雑踏での誘導をしたり、建設現場や土木工事現場での車両誘導や歩行者誘導を主たる任務としています。
駐車場やイベント会場は非常に混雑していますので、事故やトラブルが起きる可能性もあります。
警察も動員されますが、重要人物など行政関連の出来事でなければそこまで大量の人材は投入できません。
そこで活躍するのが警備員です。
余計な混乱を未然に防ぐよう、警備員は連携をして動線を確保しながら誘導を行います。
2号警備だからこそできる見事な誘導は、イベント会場に出掛けたことがある人であれば一度は見たことがあるかと思います。
また、最も2号警備らしい業務と言えるのが工事現場での車両、歩行者誘導です。
道路工事現場や建設現場にはほとんど警備員が立っていますので、何度も目にする機会があると思われます。
道路で行われる業務は通行止めや片側交互通行などがありますが、どちらも警備員がいなければ大変な問題が起こる可能性があります。
歩行者や自動車が絡んでくると交通事故が起こることもあり、それを未然に防ぎ、安全かつスムーズに誘導しているのが警備員です。
2号警備に限らずですが、それぞれの警備員が研修で細かい指導を受け、訓練を積み、現場で技術を磨いています。
警備業法においての決まり
警備員には誰でもなれる、と思われている節があります。
その理由は定かではありませんが、仕事内容が簡単そうに見えるからかもしれません。
しかし、実際には警備業法という法律で決められたルールがあります。
そこで警備に携わる人は知っておかなければいけない法令について、また警備員になる条件を解説します。
法令について
警備業務には、警備業法という法令が存在します。
昭和47年に制定された法律であり、ここに書かれている事柄に則って警備業を行う必要があります。
法令には警備員の制服に関する事柄を始め、警備に従事する者が受けなければいけない教育に関する事柄、時間などが含まれています。
基本的に警備業を営んでいる業者は、この法令に基づいて業務を行っています。
それぞれの企業によってマイルール的な規則もありますが、最低限この法令を遵守していなければ業務を続けることはできません。
そのため警備員になるための条件など、非常に細かな部分も守る必要があり、誰でも警備員になれないよう厳しく取り締まられています。
逆を返せば、警備員として働いている人はその法令に抵触しない、清廉潔白な人だという見方もできるかもしれません。
警備員になる条件など
警備員として働くためには、法令で定められている条件をクリアしなければいけません。
その条件は以下になります。
1.18歳以上であること
2.破産手続き開始決定を受けてから復権を得ている
3.禁固以上の刑、または警備業の法律規定に違反して罰金刑になり執行が終わった日から起算して5年以上経っている
4.直近で5年間に警備業の法令を違反していない
5.集団的、または常習的に暴力等不法行為やその他違法行為をしていない
6.暴力団員及び不当行為の法律の規定により、指示された日から3年以上経っている
7.アルコールや麻薬等の中毒者ではない
8.心身の障害で警備業務を適切に行えない者ではない
以上の項目に反する人は、警備業を営むことも警備員になることもできません。
これらは隠していたとしても、各警備会社が調査を行うことからいずれ分かります。
警備業は都道府県公安委員会の認定を受けていますし、警察との連携もしていることから、不当と見受けられる人は業務に携わることができないのです。
株式会社WAKABAとは
株式会社WAKABAは、警備業の未来を変えるビジョンを持って邁進しています。
警備員という業種のこれまでの印象を大きく変えられるよう尽力しています。
人と人が連携し、思いやりと感謝の気持ちをもって支えあい発展していくことを大事に考え、各警備員が働きやすい職場環境を作っています。
WAKABAの強みとしては、一年を通して仕事があり、寮も完備(完全個室、家具家電付き)、随時昇給あり、経験者には資格によって昇給制度あり、交通費や燃料費全額支給、夜勤はほとんど無しといった様々な利点があります。
誰もが成長したくなる、働き甲斐のある警備業社を作っています。
正社員として働くために
警備員になるのであれば、やはり正社員で働きたいと考える人は少なくありません。
株式会社WAKABAでは、正社員へ積極的に登用しています。
バイトから正社員登用
警備員として働く人のほとんどがアルバイトで採用されています。
WAKABAでは、本人の頑張りと熱意に応じてバイトから正社員への道筋も用意しています。
年齢や経験、性別なども問いませんので誰でもチャンスがあります。
正社員になると様々な責任と多様な業務を行う必要もありますが、それに見合った形で指導しているので誰でも可能性が開けています。
キャリアアップについて
WAKABAではキャリアアップを推奨していますので、正社員になってからも本人次第で昇進する可能性もあります。
バイトから正社員、現場の責任者や主任、係長、課長、部長と役職もアップしていきます。
誰でもなれる可能性があり、誰もが努力のしがいがあることを約束します。
現在は北海道と東北がメインで業務をしていますが、営業所も増やしていくつもりですので、キャリアアップをしたい人にとっては嬉しい環境になるはずです。
資格取得
警備業には資格検定の制度があります。
各業務別に検定制度があり、それぞれ都道府県公安委員会が実施する試験を受けなければいけません。
試験に合格することで資格証が配布され、よりプロレベルの警備を行うことができます。
交通誘導2級と1級について
2号警備において一般的に必要な資格とされるのは交通誘導警備業務検定と雑踏警備業務検定です。
それぞれ2級と1級の検定があり、1級検定を受けるためには2級に合格してから警備業務を1年以上従事する必要があります。
特に国道工事や高速道路の工事をするときは、交通誘導警備業務検定2級以上を取得している警備員を配置しなければなりません。
そのため交通誘導2級検定に合格することはキャリアアップにも有効と言えるでしょう。
指導教育責任者について
警備業を営む業者は、各営業所において公安委員会が交付した警備員指導教育責任者を選任しなければなりません。
各警備員の警備業を指導する、教育する立場であり、いわゆる警備員の先生です。
新任研修を受ける際には、この指導教育責任者から直接警備業の基礎を学ぶことになります。
そのため営業所を広く展開する警備業者には、それだけ多くの指導教育責任者が在籍している事が多いのです。
株式会社WAKABAでは各警備員のキャリアアップを支援していますので、上記の資格の講習日の日給も保証しています。
まとめ
2号警備は一般の人からすれば簡単な職業と思われがちですが、実際には非常に高度な技術と深い知識を有しています。
特に正社員として働く人は責任感もアルバイトと比べて大きくなりますので、それに見合った保証やサポートが必要です。
株式会社WAKABAでは、正社員として警備員になる方に相応しい待遇を用意しています。
資格取得の支援はもとより、昇給制度も完備しています。
警備業務に興味があり、より充実した仕事をしたいと望まれる方は是非株式会社WAKABAへご連絡ください。