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北海道の冬イベントに不可欠な雑踏警備とは?雪と寒さへの対応力

2025.11.11 Tue

北海道の冬を彩るさっぽろ雪まつりや各地の冬まつりには、毎年国内外から数百万人もの観光客が訪れます。

氷点下の厳しい寒さの中、これらのイベントを安全に運営するためには、雪と寒さに対応できる特別な警備体制が欠かせません。

本記事では、当社が北海道の冬イベントにおいて実践している雑踏警備の実態と、長年培ってきた寒冷地での対応について紹介します。

北海道の冬イベントにおける雑踏警備の重要性

北海道の冬は、多くの観光客を魅了するイベントが目白押しです。

さっぽろ雪まつりをはじめ、各地で開催される冬まつりには、国内外から大勢の人々が訪れます。

これらのイベントにおいて、私たちは来場者の安全を守る重要な役割を担っています。

当社ではこれまで、北海道神宮の初詣警備、さっぽろ雪まつりのつどーむ会場、第8回アジア冬季競技大会など、数多くの大規模イベントの警備を担当してきました。

こうした現場で培ったノウハウにより、氷点下の気温と雪という特殊な環境でも、確実で安全な警備を実現しています。

 

私たちが冬のイベント警備で最も重視しているのは、来場者の転倒事故を防ぐことです。

実際に北海道神宮では、鳥居前や本殿前の石畳の階段で足を滑らせて転倒し、高齢者の方が救急搬送される事例が複数発生しています。

また、靴底に雪や融雪剤がついたまま屋内に入ると滑りやすくなり、思わぬ事故につながることもあります。

そのため、冬の警備では路面状況の変化への対応が欠かせません。

 

降雪によって道路や歩道の幅が変化し、人の流れも大きく変わります。

通路が狭くなった場所に人が集中すると、人混み渋滞が発生する危険もあるため、私たちは事前の計画段階から綿密な対策を立てて対応しています。

雪と寒さが雑踏警備にもたらす特有の課題

冬の北海道では、マイナス10度を下回る極寒の中での警備活動が日常です。

積雪や路面凍結による事故リスクの増大、警備員の体調管理など、夏とはまったく異なる課題に直面します。

ここでは、雪と寒さがもたらす具体的な課題とその対応について紹介します。

積雪・路面凍結による移動制限と事故リスク

積雪や路面凍結は、冬の北海道では日常的に発生します。

当社では、滑り止め砂や塩化カルシウムの散布、氷割りなどを定期的に実施し、「事故が起きてからではなく、常に先手を打つ」姿勢で対策を行っています。

 

車椅子やベビーカーを利用する来場者への配慮も欠かせません。

除雪が不十分な場所では、車輪が雪に埋まり動けなくなることもあるため、安全なルートの確保や介助、除雪作業を積極的に行っています。

 

緊急時の避難誘導においても、冬特有の課題があります。

積雪で道路幅が狭くなっている場合、避難に時間がかかり、路面凍結で転倒の危険も高まります。

そのため、私たちは緊急導線をより明確にし、緊急車両や歩行者が安全に通行できる環境を常に整えています。

極寒環境での警備員の体調管理

マイナス10度を下回る環境での長時間勤務は、警備員にとって過酷です。

そのため各警備員が電熱ベストや電熱手袋、電熱ソックスなどを活用し、業務における動きやすさと暖かさの両立を図りつつ、使い捨てカイロを全身の各所に貼ることで、体温の低下を防ぐ工夫を実施しています。

また、 通信機器の管理にも工夫があります。

寒い外気に晒すとバッテリーの持ちが悪くなるため、防寒着の中に装備することを意識しています。

これは、機器が濡れることを防ぐ対策にもつながっており、確実な通信体制の維持にも役立っています。

北海道の警備会社が実践する冬季対応策

当社が長年の経験から培った北海道独自のノウハウは、厳しい冬の環境下でも安全なイベント運営を可能にしています。

ここでは事前の綿密な計画から現場での臨機応変な対応まで、私たちが実践している具体的な対策を紹介します。

事前準備と計画段階での工夫

冬イベントの警備計画では、降雪による道路幅や歩道幅の変化、路面状況の変化を最重要ポイントとして考慮しています。

雪が積もることで人の流れが変動し、予期せぬ場所で滞留が起こる可能性があるため、複数のシナリオを想定して計画を立てます。

また、気象情報の活用も、重要な取り組みのひとつです。

天候の急変に備えて、リアルタイムで気象データを確認し、必要に応じて配置や誘導方法を柔軟に変更できる体制を整えています。

 

会場の除雪計画と警備計画の連携も、私たちが重視している点です。

除雪作業のタイミングと警備員の配置を調整し、来場者の安全な動線を常に確保しています。

除雪が間に合わない場合の代替ルートの設定や、除雪作業中の誘導方法なども事前に決めて対応しています。

現場での具体的な対応技術

滑り止め材の散布については、「何か事が起きてからでは遅い」という考えのもと、常に先手を打つようにしています。

特に、階段や傾斜部分、日陰で凍結しやすい場所を重点的に管理し、安全な動線を確保しています。

また、通信機器や警備機材についても、当社独自の寒冷地ならではの工夫をしています。

前述した通り、無線機は防寒着の内側に装備し、誘導棒やライトなども、低温下で正常に作動するものを選定し、定期的な動作確認を実施しています。

冬の札幌で警備員として一緒に働いてみませんか?

北海道の冬イベントは、地域経済にとって重要な観光資源であり、その安全を守る警備員は欠かせない存在です。

厳しい寒さという環境は確かに大変ですが、だからこそやりがいも大きく、多くの人々の笑顔と安全を守る誇りある仕事です。

当社では、冬季の過酷な環境で働く警備員をしっかりとサポートする体制を整えています。

防寒対策のアドバイスから、適切な休憩体制の確保まで、安全に働き続けられる環境づくりに努めています。

また、経験豊富な先輩警備員が、雪道での誘導方法や寒冷地特有の対応について丁寧に指導しますので、未経験の方でも安心してスタートできます。

さっぽろ雪まつりをはじめとする大規模イベントの警備は、北海道ならではの貴重な経験となります。

雪と寒さという厳しい環境下でも、来場者の安全を守り続ける。そんな専門性の高い警備員として、私たちと一緒に北海道の冬の魅力を支えてみませんか。

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