2026年9月24日 働く人向け ・ AUTHOR: nireikanri-wakaba

2号警備員は待機時間に何をしている?休憩時間との違いも解説

警備員として働き始めるとき、仕事内容と同じくらい気になるのが「拘束時間中の過ごし方」ではないでしょうか。

特に交通誘導や雑踏警備を担当する2号警備(交通誘導・雑踏警備)では、現場の状況に応じて作業が一時的に止まったり、指示を待つ時間が生まれたりすることがよくあります。

「この時間は自由に動いていいのだろうか」「休憩時間とは何が違うのだろうか」と、疑問や戸惑いを感じる方も多いはずです。

本記事では、2号警備における待機時間と休憩時間の違いや、現場での実際の過ごし方などについて解説します。

「休憩時間」と「待機時間」の違い

「休憩時間」と「待機時間」では、法的な扱いや賃金が発生するかどうかに違いがあります。

・休憩時間(賃金なし)

労働者が業務から離れて自由に使える時間を指します。

仕事をしていない時間であるため、休憩時間には賃金が発生しません。

また、外出も原則自由です。

 

・待機時間(賃金あり)

指示があればすぐに動けるよう備えている時間を指します。

完全に業務から離れることはできず、行動が制限されます。

そのため、作業をしておらず「ただ待っているだけ」であっても労働時間とみなされ、賃金が発生します。

 

つまり、「完全に仕事から離れられるかどうか」が、賃金発生の境目となります。

2号警備で発生する待機時間の具体例

交通誘導や雑踏警備を行う2号警備の現場では、天気の変化やスケジュールの都合 により、さまざまな待機時間が発生します。

具体的な例としては、次のケースが挙げられます。

 

  • 資材搬入の遅れによる待ち時間

工事現場などで、資材搬入の遅れにより一時的に作業が止まることがある。

  • 天候の急変や機材トラブルによる一時中断

突然の雨で作業を中断したり、機材のトラブル・調整が終わるのを待ったりする時間を指す。

  • イベントの開場前やプログラム合間の待機

お客様が入場される前の準備時間や、イベントの演目と演目の間の空き時間を指す。

【現場の実態】2号警備員の待機時間の過ごし方とは?

実際の現場では、2号警備員は待機時間をどのように過ごしているのでしょうか。

具体的な過ごし方を以下に挙げます。

交通誘導・工事現場での過ごし方

道路工事の現場における待機時間は、持ち場を離れることができないこともあります。

このような場合には、通行車両や歩行者の接近に気を配りつつ、立哨(りっしょう)姿勢を少し緩めたり、水分補給を行ったりして体力の回復を図ります。

また、いつ指示が入ってもすぐ応答できるよう、無線機を肌身離さず持ち、現場監督や他の警備員からの連絡に備えています。

イベント・雑踏警備での過ごし方

多くの人が集まるイベントや雑踏警備の現場では、専用の控え室が用意されている場合と、持ち場の近くで立ったまま待機する場合があります。

待機場所(控え室など)が指定されている場合は、椅子に座って休息をとったり、軽食・水分をとったりすることが認められているケースも多くあります。

一方、持ち場周辺での待機となる場合は、来場者の安全や動きに目を配りつつ、次の誘導タイミングに向けて集中力を維持して待機します。

待機時間を少しでも快適にするための工夫

長時間の待機が発生する現場では、心身のコンディションを保つためのちょっとした工夫が欠かせません。

たとえば、夏場であれば、携帯用の小型扇風機や冷却タオルを活用して熱中症を防いだり、手軽にエネルギー補給ができる栄養補助食品を持参したりすることが効果的です。

また、無線の音声を聞き逃さない範囲で軽くストレッチを行い、血流の悪化や疲労の蓄積を防ぐ工夫をしている警備員が多くいます。

待機時間や休憩の扱いに疑問を感じた時の対処法

警備業界において、「待機時間が正しく労働時間として扱われていない」、「名目上は休憩時間だが、実際には自由に使えない」といったトラブルに直面することがあるかもしれません。

そのような場合には、次の対処法をとることを検討してみましょう。

STEP1:雇用契約書や就業規則を確認する

会社と交わした雇用契約書や、会社が定める就業規則をしっかりと確認することが大切です。

所定労働時間や待機時間に関する規定がどのように記載されているかを把握します。

日々の勤務記録や実際の待機時間の実態(日時・場所・指示内容など)をメモに残しておくことも、客観的な証拠として重要になります。

STEP2:会社や上司に相談・確認する

契約内容と実際の現場の状況に食い違いがあると感じた場合は、まずは会社の人事担当者や上司へ冷静に相談してみましょう。

 

「待機時間中も指示待ちで現場を離れられない状態ですが、この時間の賃金や休憩の扱いについて、念のため確認させていただいてもよろしいでしょうか?」

 

このように冷静に問い合わせることで、会社の認識不足による誤解が解けたり、現場の労務管理が適切な状態に改善されたりすることがあります。

STEP3:労働基準監督署や弁護士に相談する

  • 労働基準監督署(労基署)

集めた勤務記録や雇用契約書を持参して相談します。

明確な違法性があると判断された場合、労基署から会社へ指導を行ってもらえる場合があります。

 

  • 労働問題に詳しい弁護士

未払い賃金の具体的な請求手続きを希望する場合には、強力な選択肢となります。

2号警備員として長く働くために|働きやすい会社選びのポイント

交通誘導や雑踏警備を長く続けていくためには、法令遵守(コンプライアンス)が徹底された働きやすい会社を選ぶことが大切です。

会社選びの際にチェックすべき3つの重要ポイントをご紹介します。

待機時間や休憩のルールが明確で、統一されているか

信頼できる会社は、労働時間や休憩・待機時間のルールが就業規則や現場での指示書(申し送り)で明確に定められています。

面接や説明会の際に、待機時間の扱いや休憩の取得状況について包み隠さず説明してくれる会社は、労務管理への意識が高いと判断できます。

装備品の支給や福利厚生は充実しているか

屋外での作業が多い2号警備において、安全や健康を守るため の装備品や福利厚生はとても重要です。

夏場の空調服やヘルメットなどの必需品が会社から適切に支給されるか、購入補助があるかを確認することで、日々の負担を大きく軽減することができます。

なお、株式会社WAKABAでも、札幌での冬の警備を少しでも快適に乗り切っていただけるよう、防寒具の支給を行っております。

コンプライアンス意識が高く、教育体制が整っているか

法令遵守(コンプライアンス)の意識が高い会社では、新任教育や現場ごとの事前共有が徹底されています。

待機時間の法的な扱いや、現場でトラブルが起きた際の対応マニュアルが共有されている会社であれば、安心して業務に集中できます。

しっかりとした教育体制のもとでスキルを磨き、無理なく活躍できる環境を選びましょう。

まとめ

今回は、「休憩時間」と「待機時間」の違いや、2号警備員の待機時間の過ごし方、働きやすい会社選びのポイントについて解説しました。

待機時間は、指示があればすぐに業務に戻れるように備えている時間であり、賃金が発生します。

現場では集中力を維持しつつも、適度にリフレッシュを図ることが大切なポイントです。

2号警備を長く働くためには、労務管理や教育体制が整った会社を選ぶことが欠かせません。

株式会社WAKABAでは、充実した福利厚生や教育体制を整えております。

警備員になることを検討されている方は、ぜひお気軽にご応募ください。皆様からのご応募を心よりお待ちしております。